中川 一郎
名古屋で生まれ育ち、現在半田で農業をしている。
中学のときに自立心から料理をはじめ、和食を勉強した。次には料理だけではなく、食べ物の栄養も考えなければいけないということで、大学時代は管理栄養学を学ぶ。
当時思っていたことは、嫁さんが子どもを身ごもったとき、栄養のある食事を作ってあげたくて料理を勉強していた。
しばらくし、大学に通うだけでは就職の道しかなく、行き詰まるように感じた。
美味しくて、栄養のある野菜が欲しい。だけど探す方法が思いつかなかった。
2009年、転機が訪れる。一緒に3年間仕事をしてきた先代と、農業に移る機会が訪れた。
今まで先代が59年生きて来てみてきた農法の中でも、これぞと思うものだったようだ。
それが、枯草菌(こそう菌)、きんの土だった。
必死になって作って来たニンジン、ブロッコリー、ジャガイモ、そら豆。
そのどれもがきんの土で作り、驚く美味しさの野菜を作って来た。
そんな中、2010年の7月、猛暑の中必死に頑張っていた先代が熱中症で息を引き取り
先代の意思を引き継ぎ、「環境、健康、文化」の3つのテーマのもとに、農業を進めていく。
きんの土で野菜を作る。
農業をスタート
大学で管理栄養学を学んでいたとき、今日の野菜の栄養が1/20まで減少しているものもあるという話を聞き、2009年の8月にスタートしました。
最初始めたときは、田んぼのがたがたの土。
地割れがひどくて、ニンジンなんてとても植え付けできない。
そこに木の杭を打ち付けて、砂を入れて種を植えました。
そんな中、できたニンジンは糖度が11度。ジュースにしてみて飲んでみたところ
濃さが違った。柿のように甘く、ニンジンだけでジュースとして美味しいのです。
糖度11度の最高のニンジンができた。
普通のニンジンジュースに比べて、味の差が歴然でした。そしてすごいことに、土もニンジンが収穫できる頃には大きく変化したのです。
土の変化。空気を含んだ良い土になった。
栄養とうまさ。
きんの土で作ることで目指すもの。それは栄養とうまさ。
ニンジンの糖度と味が劇的にかわり、そら豆がとても甘くなり、そのうまさには感動もの。
そして、作り方は農薬も化学肥料も一切使わない。
栄養とうまさの両立を目指す。
きんの土の野菜を作るグループ
栄養とうまさを目指すきんの土グループを作る。
自分一人では、たくさんの野菜を作ることは出来ないので、
「栄養とうまさ」に共感する仲間をグループ化していきます。
ゼロから始める農業者でも、今農業をしている方でも、どんどんグループに。
そうすることで、「きんの土」ブランドの野菜を流通させ、コストを安くする。
質のいい野菜を市場を介さず、直接販売する。
だからいい野菜を食べたい人に、安く提供できる。そんなグループを作っています。





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